新入社員の半数が2社以上から内々定

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就職戦線、史上最高の売り手市場に？　産業能率大学の調査では、平成20年度の新入社員の約半数が就職活動中に2社以上から内々定を得ていたそうです。バブル景気の頃でも2社以上から内々定を得た人は約4割でしたので、現在の就職市場まれに見る売り手市場になっていると言えます。

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新入社員の半数が2社以上から内々定

産業能率大学が2008年度の新入社員を対象に行ったアンケート調査では、受け取った内々定の数は「1社」が50.7％、残りは2社以上から内々定を得ていたことが分かりました。

　バブル景気で超売り手市場と言われた1992年度ですら、2社以上の内々定をもらった人は約4割でしたので、現在は市場まれに見る売り手市場となっていると言えます。

　しかし、就職活動については「かなり大変だった」、「思ったより大変だった」という回答を合わせると64.1％となっており、
就職氷河期の2002年度の54.7％より大幅に高くなっています。現在は、学生にとって空前の売り手市場となっているため、
就職活動を楽観しし過ぎる学生が増え、実際に就職活動を始めると思ったよりも大変だと感じる学生が多くなっているようです。

内々定とは
就職活動においては、企業側が求職者に対し、採用を約束すること。新卒学生を対象とした採用活動では、倫理憲章によって10月1日までは正式な内定を出さないことになっているため、それ以前に企業側が求職者に対して採用を約束する場合は内々定と呼ぶ。

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