記事内に広告が含まれています。 「事務や販売では前年より年収の低い転職者が増えたか、転職先の方が給料が減った人が増えた可能性を示している」とのことです。事務や販売の平均手数料は約70万円で、推定年収は230万〜350万円と、かなり厳しい状況がうかがえます｡【事務系・販売系転職情報】

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事務系、販売系の転職状況は厳しい模様 　厚生労働省が2007年末に発表した2006年度職業紹介事業報告によると、求職申込件数は約199万件（前年比11.5％増）、求人数は約330万人（同34.1％増）、就職件数は約39万件（同12.7％増）、人材紹介会社の手数料収入は約2269億円（同23.5％増）と、各項目で2ケタの増加となっていることが分かりました。 　専門・技術職、管理職、事務職、販売職などのいわゆるホワイトカラーでは、就職件数が約19万件、紹介手数料が約1863億円で、平均手数料は約96万円となり、就職件数と紹介手数料は3割前後の伸び、平均手数料は3％程度上昇しました。 　この調査から推測すると、ホワイトカラーの転職者は前年より3割増加しましたが、紹介会社が紹介先企業から受け取る手数料の平均は3％の微増であり、手数料収入の伸びは転職者数の増加によるものであると推測できます。 　人材紹介会社が転職者を紹介し、受け取る手数料は転職者の年収の2〜3割が平均とされますので、逆算すると転職者の平均年収は350万円〜500万円前後であることが推測されます。 　一般的に35歳を超えると転職が難しくなると言われますので、 この年収からも転職者の大半が20歳代であることが予想されます。 　しかし、さらに平均手数料の内訳を詳しく分析すると、専門・技術職が22％、管理職が4％上昇しているのに対し、事務職は13％マイナス、販売職は18％マイナスと大きく低下しており、「事務や販売では前年より年収の低い転職者が増えたか、転職先の方が給料が減った人が増えた可能性を示している」とのことです。 　因みに、事務や販売の平均手数料は約70万円で、上記と同じ方法で逆算すると、推定年収は230万〜350万円と、かなり厳しい状況がうかがえます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　≫就職・転職・収入関連ニュース一覧へ

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