リクルートエージェントは転職者支援実績No.1を誇る転職エージェントです。リクルートエージェントの評判、口コミとその理由を現職のキャリアアドバイザーが解説します。
社名は変わりましたが、1970年代から転職支援を行う歴史ある会社で、あらゆる業界の公開・非公開求人情報を扱っており、利用者数もトップクラスの転職エージェントです。利用者が多いため、ネット上にも様々な評判や口コミが掲載されていますが、ごもっともという内容からあくまでも個人的な感想、単なる言いがかりに近いものもあり、玉石混淆。
そのため、リクルートエージェントを利用すべきかどうか迷っている方も多いと思います。
当サイトでは、転職希望者から各社の人事担当者や面接官、転職支援企業関係者などが情報交換するコミュニティー「天職倶楽部」の情報を紹介しています。
■求人情報保有数ダントツNo.1
『リクルートエージェント』
■転職エージェント満足度No.1
『転職サイトDoda』
この記事では、多くの転職エージェントと交流があり、実際にリクルートエージェントの紹介で転職したこともある天職倶楽部主宰のitasanが、その時の経験も含めて、リクルートエージェントの評判、口コミとその理由などをご紹介いたします。
評判・口コミ① 興味のない求人を多数紹介される
・面談で希望する条件を伝え、初回は比較的希望に沿った求人を紹介してもらえたが、次第に条件関係なしでただたくさんの求人を紹介されているだけという印象を受けた。
・キャリアチェンジをしたかったが、これまで勤めていた業界かそれに近い業界を薦められ、以降提示される求人は同じ業界ばかりだった。
・最初に50件近い求人を提案され、気になる会社を選ぶように言われたので選んだら全て応募された。
・希望の条件を伝えたのに条件と全く異なる求人を大量に紹介された。
人気企業には多数の応募者がいます。リクルートエージェント登録者内でも応募者同士の競争になりますし、他のエージェントからの応募者も多数いるため、競争倍率は非常に高くなります。本当に転職したいと思う会社だけに絞って応募するといつまでも内定をもらえないという辞退に陥りかねません。幅広く一定数の会社に応募して落としどころを見極めることも大事です。
転職エージェントとしては、内定を勝ち取れるレベルの人をたくさん集めて、より早くより多くの転職を成功させ、より多くの報酬を獲得したいという思いもあります。合格しそうな会社に短期間にたくさん応募して、短期間で転職成功してもらうのが理想的なので、自ずとそのような対応になりがちです。
評判・口コミ② こちらの都合を無視した対応が多い
・現職を続けながらの転職活動であったので、面接等の日時は休日または19時以降を希望していたが、ほとんど無視された。仕事中でも関係なしに頻繁に電話がかかってきた。
・自動送信の求人メールが大量に届き、返信は急かされた。対応が大変だった。
・「面接の練習のつもりで」と紹介された会社から内定が出た。元々入社するつもりはなかったので辞退しようとしたら、エージェントが入社するようしつこく説得して来た。
条件の良い会社や人気企業はすぐに応募者が集まり、締め切られてしまいます。
早い者勝ちですので良い求人をより早く、より多く紹介するようにしています。
面接日時などはなるべく応募者の希望に合わせるようにしていますが、募集企業側の都合もあるのでどうにもならないことが多いです。人気企業は無理な日程でも多くの応募者が集まりますので、都合付かない方は辞退してもらって結構というスタンスですので、あとは応募者側がどうするかということになります。
良い会社の求人がすぐに埋まってしまうのは事実です。
良い会社の求人を待ち続けていてはなかなか転職活動が進まないので、転職エージェントはなるべく多くの求人を紹介します。仮に内定が出たのであれば、転職エージェントにとっては成功報酬があと少しで手に入る状態にあるということなので、是が非でも入社してほしいというのが正直なところです。
どうしてもその人を採用したいと思うような人材であれば、企業側も面接日時等を最大限考慮してくれますが、そんな人材は希ですね。
評判・口コミ③ 応募を急かされる
・キャリアアドバイザーとの初めての面談の時に会社のリストを見せられて、応募してみてもよいと思う会社を何社がピックアップさせられたが、その数日後にはすぐに何社か面接を受けてといった連絡があった。会社選びをしっかりとやりたかったが、そんなことはお構いなしという印象だった。
リクルートエージェントは利用しない方が良い？
その他にもリクルートエージェントに対する不満などがネット上には散見されます。では、転職活動をする際、リクルートエージェントは利用しない方が良いのでしょうか。
リクルートエージェントに対する不満や悪い噂がネット上に溢れているのは、リクルートエージェントが登録者数ナンバー1を誇る転職エージェントだからです。登録者が多いため、不満を持つ人も一定数出てきているというのが正しい考え方でしょう。
他の転職エージェントに不満を持つ方も一定数いますし、登録者数に対する割合で見た場合、リクルートエージェントよりも不満を持つ人の割合は多いかも知れません。
どの転職エージェントであってもある程度不満は出てきます。ただ、転職活動で転職エージェントを利用しないのは一定レベル以上の会社への転職を諦めたと同じようなものです。
人気企業や好待遇の会社は転職エージェントを利用して非公開の求人を行うことが多い傾向にあります。転職エージェントに登録しておかないと希望の会社が求人を行っていることを知ることすらできない可能性が高くなりますので、転職活動において転職エージェントへの登録は必須と言えます。
また、転職エージェントの都合に合わせるのが大変という声も聞かれますが、転職エージェントを通じて転職活動を行うことで履歴書や職務経歴書を何枚も作成したり、企業への応募や面接等の日程調整を直接行う手間が大幅に削減されます。さらに、転職エージェントでキャリアアドバイザーと面談を行い、応募する企業を選別する作業は、通常の採用活動における一次面接のようなものです。転職エージェントを利用することで自動的に採用の一次面接を通過した状態とも言えますので、転職エージェントを利用するメリットはデメリットを断然上回っていると言えます。
人気企業は一定の好条件の企業に入社するには転職エージェントに登録するのが第一条件と言えます。
アドバイザーに気に入られることも結構大事だったりします。
リクルートエージェントは利用しない方が良い人はどんな人？
では、リクルートエージェントを利用しない方が良い人とはどんな人でしょうか。
転職エージェントを通じて社員を採用すると採用者一人当たり年収の30％を転職エージェントに支払うのが一般的です。年収500万円の人なら150万円。それなりの金額ですので、転職エージェントに集まる求人は一定規模以上の会社になってきます。
地場の中小企業に就職したい方は転職エージェントを利用するメリットはあまりないかもしれません。ただ、転職エージェントに登録しておけば、様々な求人情報に触れることができ、また転職エージェントの様々なサービスを利用できるので、転職エージェントを通じて転職をしないにしても、取り敢えず登録しておいた方が何かと役立つはずです。
当然、転職エージェントしてはお金にならない仕事はしたくないので、正直に話すとキャリアアドバイザーにまともに取り合ってもらえない可能性はあります。
このページはリクルートエージェントに関する話がメインですが、中小企業や特定の業種に特化した転職エージェントもありますので、そちらを検討してみる価値はありですね。
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